サードプレイス 家でも 会社でもない第三の居場所がほしい

サードプレイス 家や会社以外の第三の居場所は居心地が大事

ところで、居場所がないということ、耳にされたことはありますか?

あるいはあなたのお気に入りの居場所はありますか。

最近はサードプレイスとよく耳にしますが、私の場合はどこだろう、、友人のお店かなあ。。

自分の居場所。居場所がない。居場所はある。サードプレイス?。。うーーーん。 家も職場も居場所といえば居場所だけど。居心地はどうかな。それ以外で居心地のよい第三の居場所、となると、どこだろう。うーん、サードプレイス。。自分のお気に入りの居場所。ありますか??

いろんな答えが聞こえてきそうですね。

誰にでも、ゆっくり安心できる居場所があるといいですよね。

何の心配もなくいられる安心できる居場所。英気を養うためといえばちょっと大袈裟かもしれないけれど、リフレッシュできる居場所がないと息が詰まりますよね。

私もそんな場所、欲しいです。もちろんそれが家や会社であるならいうことはありませんけれど。

一人暮らしの方、家族のある方、社会人、学生さん、立場はいろいろ。皆さんのお気に入りのサードプレイスって改めて考えると、どこが思い浮かびますか。

そんなことを考えてみます。

 

サードプレイスとはあなたの安心の場所。コロナ渦で、それはウエブ上でもあり得るかも。

家や会社は居場所。だけど何も気を使うことなく安心して自分らしくいられる場所だったらいいですよね。
実際は家族や会社の人間関係で多かれ少なかれ、自分の役割からのプレッシャーのようなものがあるとしたら、やはり第3の場所、サードプレイスが必要なのかもしれません。

私はサードプレイスっていうのは家や会社とは違う心が解放される場所という事が大事なのでは、と思います。

東京都内在住の20歳から29歳の男女を対象に行われたアンケートで自分にとってサードプレイス、居場所と言える居心地の良い場所は?と言うアンケートの結果は以下の通りだそうです。

1位 家の自分の部屋

2位 居酒屋

3位 カラオケボックス

4位 ファーストフード店やカフェ

では男女差、年齢差はあるのでしょうか。

家はあるけど、家族はいるけど、なんとなく自分の居場所がない気がする。そんな方も、もしかしたら、いらっしゃるかもしれません。

会社で仕事をしている。結婚している、していない。専業主婦、子供がいる、いない。それぞれに違いがあると思われます。

私は物心ついた頃から、なんとなくふわふわとした、居場所感がない感じ、とでもいうのでしょうか。そんな感じがしていました。
流動的に、その場その場でやりこなして生きている。そんな感じもしていました。
育った環境で人それぞれだと思いますが、今になって、私は私のお気に入りの「居場所」を作りたい、と思ったりします。

家。家族のいる場所。会社。職場。友達。そして助け合える仲間の存在。

それぞれが大切な居場所かもしれませんね。

私はオンライン上で一緒に学ぶ仲間と過ごす時間はそこが紛れもない大切な居場所になっています。このように、コロナ渦の中、リアルの場所でなくてもオンラインで新しくサードプレイスと呼べるような仲間ができ、安心のこころの居場所を見つけた方も多いかもしれませんね。

またコロナ以後も居場所がないと思っていた方も、オンラインで共に学び合った仲間と初対面、という事も安心の居場所がない問題の解決になっていくかもしれません。

居場所と言う言葉を辞書で調べると、「居る場所」とか、「いどころ」という意味が出てきます。そして、「活躍できる場所」という意味もありました。居場所がない、とは、活躍できる場所がないという事でもあるならば、どんなきっかけでもいい、人と人のつながりで居場所がない、から居場所があるに変化していくといいですね。

きっと心のよりどころだから。

 

「サードプレイス」は心の拠り所として必要

ファーストプレイスは第一の居場所である家を指します。

セカンドプレイスは会社、職場や学校また家以外で長く過ごす場所を指します。 

そしてサードプレイス、それはそれ以外の場所。

家に帰る前にちょっと息抜きができる場所やリフレッシュできる場所。

また仲間が集う場所、交流する場所。そこに行けば明るい気持ちになれる場所、ゆっくりできる場所、ほっとする場所、そんなふうに言えるかもしれません。

総じて言えば「居心地の良い場所」。それがサードプレイス。

ここで考えてみたいのは生きている以上自分はどこかに「居る」と言えるわけですが、居心地が快か不快か。
もちろん快がいいですね。
では居心地って一体なんでしょう。

居心地が良い、居心地が悪い、ついつい長居をしてしまう、早くこの場を去りたい、ゆっくりする場所が欲しい、安心できる場所が欲しい。。いろいろ思うことはありますね。

サードプレイスである居場所がないって、もしかしたら心の在りよう、心の安定と、とても関係しているのかも知れないと思います。

サードプレイス たとえば小学校の時のクラス替え。

小学校のときってクラス替えがありますよね。朝、家を出るときからのドキドキする記憶が残っています。思い出してみると仲良しはいるかな、誰と一緒にいればいいのかな、お昼はだれと食べようかな。みたいな感じでした。

この時って、子供なりに自分の居心地の良い居場所を一生懸命探しているという状態かもしれませんね。小さな社会の中でも短時間でも居場所がないのは大問題。結構しんどいことです。

高校に入学したり、大学に入学したり、クラブ活動に入ったり、サークル活動に入ったり、そこには仲間がいて、役割があったり、もしかしたら暗黙のルールがあったり、自分らしくいられたり、周りの人に合わせたり、いろんなことが想像できます。

思春期であるこの時も、一生懸命自分に合う場所を探しているのかもしれません。
やはり居心地の良さを無視できないかもしれませんね。
居場所がない、っ手感じているかもしれない人、周りにいませんか?
一声かけたいもの。お互い様ですから。

大人になった私たちはどうでしょうか。

社会人になって働き始め、会社での立場、役割、と居心地の関係。

結婚して新しい家庭で夫婦での生活が始まり、2人でいるときの居心地の良さ、時には居心地の悪い場合もあるかもしれません。家は十分広いのに居場所がない。人間関係はやっぱり重要ですね。

住む場所にも居心地ってあります。
マンション暮らし、お隣との付き合い方。戸建ての家で暮らす場合も、町内会やお隣さんとのお付き合い。もし子どもさんがいる場合は学校での父兄同士のお付き合い、幼稚園や学校で役員を引き受けた時の役員同士の関係、、、。

私たちはいつも様々な環境の中に身を置いています。常に居心地が良いばかりでは無いかもしれません。居心地が悪ければ疲れたりストレスも溜まったりします。

サードプレイスといえるような居場所がないって心の面でも体の面でも結構しんどいこと。
私は元気に明るく生活するためには結構大切だと思います。いつも居心地の良いところに身を置いていたい。誰もが意識して、あるいは無意識に、そう感じているかもしれません。

ではサードプレイスなんてないよ、、と感じることなく、居心地が良い場所に自分の身を置いていつもご機嫌で、またはうまく自分をコントロールし、心穏やかにいられるには一体どうしたら良いのでしょうね。

コロナ渦の中、ふれあいや、交流を制限された私たち。お互いの安全を保つ工夫をしながら、そろそろほっと一息。心の居場所としての「サードプレイス」があったらいいですね。

「サードプレイス」 家や会社以外でのタイプ別

居心地の良い居場所、サードプレイスには特徴が分かれます。考えられるのは2種類のタイプに分けられるかと思います。

1. スロー型サードプレイス:一人でのんびり、人の目を気にせずに過ごせる場所。ストレスの多い現代社会には男性とか、女性とか、仕事云々という役割から離れられる、そんな場所も必要になって来ているかもしれません。最近は「サードプレイス」という名前の付いた読書をする目的のためのホテルなどもあり、そこでは、心おきなく、読書に没頭できるというわけです。私も自分時間を4,5日間そんな風に過ごせたらいいだろうなあ、と憧れます。

 

2. コミュニティ型サードプレイス:いろんな人々が気軽に立ち寄って交流したり、一つのテーマで希望者が誰でも参加できる楽しい、または面白いことを一緒にする。私自身も商店街の一画に気軽に立ち寄っておしゃべりできるような場所を作れたらいいだろうな、、という夢もあります。

どちらにも必要なことは、安心で癒しの場であることや、平等性が保たれていること、遊び心があって楽しめること、お互いにその存在を認め合えること、などが大切な条件かもしれません。

サードプレイスと心理学。「人間関係の心理学TA」創始者、エリック・バーンが示した3つの哲学をご紹介します。

TAの基本的考え(TAの哲学)

1.人は誰でもOKである。

2.誰もが考える能力を持つ。

3.自分が自分の運命を決め、その決定を変更することができる。

この哲学、そっくりそのまま、「サードプレイス」に活かせるルールになります。

この哲学がルールとして守られている場所は、家でも会社でも、自分の居場所ができます。
そして誰もが家や会社以外にもお気に入りのサードプレイスももち、人とかかわりあえる社会ってハッピーなんじゃないかなあと私は思います。

人間関係の心理学TA。(やり取り分析)

いろんな人と人とが交流する場所が、居心地の良い場所であることに

この「人間関係の心理学TA」はとてもパワフルに、役に立つ考え方です。

私にとっては、TA心理学を学び続けて、気づきと実践を繰り返しているからこそ、改めて、気づいたTA理論の素晴らしさです。

昨今日本各地で空き店舗などが目立つこの頃です。家や会社も居心地がいいほうがいい。その上居心地のいい、サードプレイス作り、行政にも力を入れてほしいところです。お年寄りから子供達まで、お父さんもお母さんも、いろんなスタイルのサードプレイスを持って、心の居場所作りができたらいいですね。

心の居場所、サードプレイス!!

最後まで読んでくださりありがとうございました。

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました